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企業教育とは
教学相長( きょうがくそうちょう)
2009/04/01 更新互いの成長を導く「教える」と「学ぶ」
学生時代、私の友人が「あの先生の授業は退屈だ。一方通行で、学生の反応にもお構いなし。俺はいつも眠くなって寝てしまう」と言った。40年以上前の話で、今はそういう授業はないかといえば、いまだにそのような授業はあるようだ。これでは教育の効果は期待できないだろう。
中国の古典「礼記(らいき)」に教学相長という言葉がある。教学相長とは、教える側と学ぶ側が刺激し合い、互いに進歩する関係になることである。学ぶことで、自分に不足するものを知り、教えることで、自分の知識の未熟さがわかってくる。「教え」と「学び」はともに自己の成長につながる。
この考え方は企業の現場でどう生かされているか。
理美容業界は全国に38万軒の店舗がある中で恒常的に黒字を出している店は一割に満たないといわれる厳しい業界だ。私は2006年4月より理美容業界の企業の研修を実施している。研修を実施するまでは、毎月1回、有名な講演家の三時間の講演を全社員参加で聴いていたという。
それでも毎年売上は、昨対2〜3%ダウンだったそうだ。
私の研修も、同じ毎月1回3時間で全社員参加である。研修を導入して早い店だと2カ月目より売上が上がり、全店1年目で昨対15%アップとなった。毎月1回同じ三時間で教育の生産性が違ったのはなぜか? 私は研修が教学相長になっているからだと思っている。
今までの講演は「3時間話を聞くだけだから眠たかったし、寝ていた人もいた」と、私は社員から話を聞いた。しかし、私の研修は全社員参加の実践型集合教育研修で、全社員をチームで分け、各チームで実施した事例を発表したり、質問したりする。つまり「教え」と「学び」で、知恵や情報の共有をし、競争をする。教学相長になっているから、一人ひとりが意欲を持ち、自ずとやる気も出てくる。
「教学相長」は互いの成長を促すものだ。
【長尾光雄プロフィール】
企業活性化教育研究所 代表
33年間営業の世界を経験(常にトップランク実績)
企業教育研修.講演を24年間経験
社員教育の世界を19年間経験
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